さあ復職!潜在看護師をめぐる実情と課題とは

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看護師に多い“出産退職”

看護師の退職理由は、辞める年数にもよります。1年~3年のナースでは、仕事についていけない。向いていないなどのネガティブ退職が目立ちます。しかし、こうした看護師は転職をすることで看護師を続けていく方もおおいようです。
4年目以降になると体力面や人間関係、またはスキルアップなどもありますが、退職理由の大きな割合で「ライフスタイルの変化」があげられています。
引越し、結婚、出産、介護など、また子供の成長により収入アップが必要になったなどの理由もおおくみられます。
看護師の割合として、まだまだ女性がおおいことから、このような傾向があるのです。
特に妊娠された看護師の離職率は高いです。これは、看護師という仕事自体がかなりの体力的、精神的負担が大きいことから、安心して出産したい女性が職場を離れるということに起因しているようです。
中には、仕事内容を軽減したり、育児支援制度を利用して求職される方もいますが、まだまだその数は少なく、離職を選ぶ方がおおいようです。

家庭との両立とブランクで踏み出せないあなたに

上記のように出産により離職した看護師は、その後、復職しているのでしょうか?
実は、全国の潜在看護師の数は増加傾向にあり、資格は持っているものの、退職後は復職していない看護師がおおくいるのです。
苦労して習得した看護師資格ですが、出産後、復職する人が少ないのはなぜなのでしょうか。
一つには、「家庭と仕事の両立がきつい」と考えている潜在看護師がおおくいることがあげられます。
とくに離職前に第一線でバリバリお仕事していた看護師は、復職後のイメージも同様の夜勤ありのハードな現場を想像するようです。
また復職しやすい施設看護などを考える方もおおいのですが、医療行為が少なく、介護の側面のある施設看護は未経験の領域であり、復職のイメージがわかないという方もおおくいました。

事業所のニーズと看護師のニーズ

実際に看護師を必要としている事業所はおおく、特に現在では施設での需要が伸びています。また病院でも、夜勤可能な常勤の需要はおおく、特に看護配置などを意識し、正看護師を求めている事業所はおおくあります。
一方、潜在看護師は、復職するなら負担の少ない日勤業務などを望む傾向が強く、需要はあるけれど、看護師側のニーズとは少しずれているという印象があります。
こうした問題を解消するために、大規模病院などは積極的な育児支援、復職支援などのサポートを展開していますが、現場レベルで制度の充実を感じさせる環境は、まだまだ不足していると言え、今後、さらなる看護師の働きやすさが求められていくものと見られています。


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